制作日誌：サーティ

ここでは、「Ａ･Ｉが止まらない！」のサーティの制作をご覧いただけます。 ●完成画像はこちら ■2000-09-02 まずは、木部用パテで身体の各パーツを造ります。それを針金でつなげると、可動人形のできあがり。 この人形で好きなポーズをとらせます。今回は元になるイラストを再現しようと思いますので、そのポーズとなります。 このままでは、自立しないので粘土で立たせています。完成時には台座を作成する予定。 さて、前回ひさびさに女性フィギュアを造ったわけですが、今回はその反省点を改修しつつ新たな目標を設定しました。 今回の課題は「アニメ顔」です！！ ■2000-09-05 一休さ〜んというわけでアニメ顔です。 顔は実際の人より平らで、鼻と口とほほを含む、いわゆるフンと呼ばれる部分が前面に少しふくらんでいる、とでも言ったらいいのでしょうか。現実には決して存在しない顔、日本のマンガ・アニメ界独特の顔と言えます。 頭部はボークスのポリパテを使用しました。硬化時間が他社製品にくらべると、かなり早いです。へたすると盛ってる間に固まってしまいます。でも、作業効率はあがるかも。 ■2000-09-17 髪の毛を造ってます。まずは前髪だけ。 一番左の画像は、とりあえずポリパテを盛りつけたところ。果たしてこれで形になるのだろうか？と不安になる瞬間です・・・。 そして少しづつ盛り削りをしていくのですが、まだまだ納得いく形になりません。 ■2000-10-09 だいぶ間があいてしまいましたが、後髪の制作にはいりましょう。 まず、後頭部をノコでガシガシと切断し、ダボを造ってから再び顔パーツに合うようにします。 今回はロングヘアなので、いきなり後頭部に盛りつけず、板状にしたポリパテを数本作ります。それを後頭部パーツに接着したのですが・・・、どひ〜〜！！なんちゅう状態でしょう！？こんなんでホントに髪の毛になるのでしょうか？とっても不安です。 ■2000-12-09 手の作り方ですが、握り手の場合はパテのかたまりを削っていくだけなのですが、指を造らなければならない場合、強度のことを考えて芯となる針金を中に仕込みます。 手のひら状態のパテに針金を突き刺し、指のように曲げるのですが、この時にちゃんと間接部分で曲げておかないと後でパテを削っているうちに、針金が顔を出してきてしまいますので慎重に。 後髪もパテを盛り削りの繰り返し。結構重たいです。 ボディにも肉付けをしていきます。胸も膨らんできたでしょ。 今回は水着なのでボディラインの制作には時間をかけましょうか。（ってすでにかけすぎ・・・。） ■2001-01-08 ボディラインにも手をいれてますが、写真でみるとほとんどわかりませんね。だいたいのラインがでたのでそろそろパーツ分けします。と言うことで、足を水着のラインにそってノコでぎこぎこと切断。両足ともに切断してしまうと左右のバランスがわからなくなってしまうので、まずは片足のみ。私の制作方法は時間がかかってしまいますが、確実にこなすためにこのような方法をとっています。 足はともかく、腕はどこから切断しようか、まだ悩んでます。 イベントまであと５週間。まじやばいです！ ■2001-01-21 パーツをすべて分割しました。ボディに関しては、あとは表面処理を終えて完成ですが、髪の毛がまだ残ってます！ 結局、腕の分割は肩の部分としました。継ぎ目をなくすには、水着のラインで分割すべきですが、そうなると分割も複雑になりますので、今回はこういった処理としました。 イベントまであと３週間。ターボ入ります！ ■2000-02-04 や〜とこさ、原型完成です！ふ〜っ。 最後に作成した台座に固定してみると・・・立ちました！これでひと安心。もし倒れるようでしたら作りなおすとこでした。パーツは台座を含めて１１パーツ。髪の毛だけで４パーツにもなってしまいました。えっ？それって普通ですか？ イベントはいよいよ来週、これから粘土埋めですが、指と髪に悩んでしまいます。 ●完成画像はこちら

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