ウルトラマンエース第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」に登場。
O型の血液型を持つ女性が次々と蟻地獄に飲み込まれるという事件が多発、その正体は地底に潜む大蟻超獣アリブンタだった。アリブンタは地底エージェントギロン人に操られ、ギロン人の地底要塞を築く野望の手先となっていたのだ。
超獣には昆虫と宇宙生物とが合成された個体がいくつか存在します。芋虫のバキシム、蛾のドラゴリー、アゲハ蝶の幼虫のバラバ、蛍のホタルンガ、セミのゼミストラー、そして蟻のアリブンタです。ホタルンガ・ゼミストラー以外の超獣は元になる昆虫がいまいちわかりずらいですが、アリブンタは割とストレートなほうではないでしょうか。しかし羽が真横についているのはなかなかいないぞ。
この回はタックの地底戦車ダックビルが登場します。科学特捜隊のペルシダーやウルトラ警備隊のマグマライザーなどは、非常に印象深い地底メカですが、エース以降のタロウやレオでは地底メカはオープニングのみに登場し、劇中での活躍がありません。そのことからもこの回はダックビルの活躍する貴重な回と言えます。(帰ってきたウルトラマンのマットに、地底メカってありましたっけ?)
そしてゾフィーのゲスト出演、しかもエースとのタッグが物語をさらに盛り上げてくれます。実はウルトラマン同士が共闘するのはこの回が初、しかもゾフィーの戦う姿を目にすることが出来たのも初です。
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