ウルトラマンエース第9話「超獣10万匹!奇襲計画」に登場
別名「二次元超獣」。三次元と二次元を行き来する能力を活かし、タックの資料用写真に入り込もうとするが、今野隊員の不手際により、カメラマンの鮫島純子に撮影される。(今野〜・・・)純子は超獣の写真を出版社に売り込み、10万部の雑誌のグラビアから、10万匹のガマスが出現する危機を迎える!
そもそもタックが資料用の写真を撮影することがわかっていなければ立てられない計画ですが、そこらへんはヤプールの情報網が優れていると言えましょう。しかし、今野隊員のふがいなさまでは予想ができなかったようで。ところが災い転じて福となす、カメラマン鮫島純子に撮影されたガマスが10万匹に増殖するかもという、当初の計画を遥かにうわまわる結果となるのです。ここらへんがヤプールのいつものいいかげんさが功をなしたと言えるでしょう。
しかし、実際に実体化したガマスは雑誌の見本刷りから出現した1匹のみ。ガマスはあえなくエースに破れ、またもヤプールの計画は失敗に終わるのでした。
この回に登場する鮫島純子は、活き活きと行動的であり、自己中心的な面もありながら憎めない女性として実に魅力的に描かれています。できれば他の回にも登場してもらいたかったところです。
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