ここでは、メトロン星人Jr.の制作過程をご覧いただけます。
まずは、大きさから決めていきます。 以前製作したエースを参考にすると、だいたいこんな感じですか。 意外と頭がでかいことに気がつきます。
ポーズはオーソドックスに、両手を前にだした状態を選択しました。
ちなみに材料はいつもどおりにニューファンドを使用しています。
大きさとポーズが決まったら、あとは筋肉の流れを意識しながら肉づけをしていきます。目には丸めたエポパテを埋め込みました。身体の形が整ってきたら、スーツのしわをつけていきます。その後、全体のひだを乗せていくといった手順です。
しかし左端の画像は目も口のない状態ですが、ウルトラファンならメトロンだと一発でわかりますね。オリジナルのデザインの素晴らしさを思いおこさせます。
今回、手こずったのが腕のビラビラ状のひだの製作です。メトロン星人Jr.の手はひだの中に存在するのが、映像を見ても容易に確認できます。複製のことを考えると、あまりパーツは増やしたくはないのですが、ここはJr.の特徴をあらわす重要な部分のひとつなので、ひだの中に手が見えるように作ることにしました。
手首を細く削って、ポリパテでコーティング。ひだは木部用パテで作成しました。
ある程度形ができたころに、もう一度ビデオを見たところ、間違いに気付いてしまいました。(アチャ〜) うなじの部分のひだの数を、左端のようだと思っていたのですが、まん中の状態が正解。ここは素直に修正します。
もうこれで完成だろうとサフ吹きした後で、新たな資料写真が見つかり、そこでも間違いを発見。(アチャチャ〜) 後頭部のイボは7列だと思っていたら8列が正解。ここは最後まで悩んでいた箇所だったのですが、逆にほんとのことが判明して安心しました。
これが、サフ吹きを1回した状態です。この後、細かいキズ埋めをすれば完成となります。
塗装は鮮やかなオレンジが表現できるよう心掛けたいと思います。
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