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制作日誌:ゾフィー

ここでは、ゾフィーの制作過程をご覧いただけます。


ゾフィ−完成画像はこちら
■2001-09-24
ゾフィー01 ゾフィー02
まずは顔からの制作。以前造ったウルトラの父の顔をベースとして使用します。父のスーツは元々ゾフィーのものを改造したものなので、本来の姿にもどす作業とも言えます。しかし、私自身の腕の未熟さや、キャストの収縮のかげんか、角をとってみると結構面長な顔となってしまいました。
そこで、耳の再現とあわせて、顔の幅を広げる作業を行います。材料はポリパテです。

ウルトラ造形ばかりやってきましたが、純粋なウルトラ顔を造るのは今回が初めて。ヘタなものは造れませんね・・・。

ゾフィー03 ボディのほうは、いつもながらのニューファンドにて制作します。だいたいの寸法をはかった各パーツを針金でつなぎあわせます。

まるでウルトラマン最終回の素立ちポーズのようですが、この段階ではまだポーズがついていません。今回再現しようとしている、対バードン戦の回はスチール写真としての資料が少なく、どんなファイティングポーズにしようか只今思案中です。


■2001-10-14
ゾフィー04 ゾフィー05 ゾフィー06
パテとキャストの境目が気になるので、とさかと口元を除いてパテでおおってしまいました。第2期ゾフィーは新マン(今風に言うとジャック)のマスクの流用だと思われますので、資料は新マンのものを参考にしました。
新マンの顔は、資料をよくよく見ると目の位置が左右で微妙に違います。右目がすこし上がりぎみ?まっ、これは初代ウルトラマンの時にも言えたことなのですが、ウルトラ造形をされる方には良く知られていることだと思われます。
この後、耳の中の謎の板状のものを再現したら、一応顔は完成です。
ゾフィー07 ゾフィー08 ボディにも少しづつ肉づけしていきます。結局ポーズはこんな感じにしました。

■2001-10-28
ゾフィー09 ゾフィー10
耳の中の板状のパーツをプラ板で再現。初代マンでは横向きになってましたが、新マン以降は縦向きに。でもスーツの違いによって、横向きバージョンもあるのですが。このパーツ、目の電飾のスイッチなのでしょうか?

握り手や、指がそろっている状態の手(チョップ等)の場合は、ボディと同じファンドで作成してしまうのですが、今回のような開き手の場合は、強度の問題から、ポリパテを使用しています。ファンドとの境目がでないように、手袋全体をポリパテにしてしまいました。右手だけ、モールドが刻んであるので、ちょっと変。

ゾフィー11 肉づけも引き続き行っていきます。下半身はだいたい良くなってきましたが、上半身はまだまだ。両腕を切りなはしてから、細部を作りこんでいきます。

■2001-12-09
ゾフィー12 ゾフィー13
左手とブーツの形を出してみました。シワ等はファンドが柔らかいうちにヘラで形造り、乾燥してからデザインナイフであらためてならしていきます。
ゾフィー14 全体はこんな感じ。そろそろ全身のラインをいれようと、下書きをいれてみました。ゾフィは出演回によってスーツのバリエーションも多く、ライン取りも意外とばらばらです。肩の部分に細いラインがはいっているのもあれば、無いのもあり。今回はバードン戦のバージョンなので、無しでいきます。

また、資料を見てあらためて気づいたのが、胸のラインが初代マンや新マンとは異なり、直線的になっているということです。資料をお持ちの方は確かめてみてください。


■2002-01-14
ゾフィー15 ゾフィー16 ゾフィー17
実は、1週間前に原型はできていましたが、すぐに粘土埋め作業にはいってしまいましたので、やっと公開できました。

ゾフィーの特徴ともいえる、胸と肩のポッチですが、私のもっている資料によると胸のものは「スターマーク:怪獣軍団を倒した時におくられた勲章。左右12個」、肩のものは「ウルトラブレスター:宇宙警備隊隊長のしるし。左右3個ずつ」だそうです。
昔の資料では、なんか違うことが書いてあったような気もしますが、これが現在の公式設定なのでしょう。ところがここで一つ問題があります。バードン戦のゾフィーには胸のマークが8対、計16個あるのです!私も12個が正解だと思いますが、ここは素直に16個としました。

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