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KOJIKADO
作品展示:怪魚超獣ガラン


2005-02-27

ウルトラマンエース第4話「3億年超獣出現!」に登場。

古生代後期に生息していた古代魚をヤプールが改造し、怪魚超獣ガランとして我らの3次元世界に送り込んできました。しかしこの古代魚、手足まであってどー見ても魚と言うよりも両生類って感じですが、まあ、細かいことはいいですね。シーラカンスに似て無くもないですし。
タックの美川隊員の同級生であり漫画家の久里虫太郎(くりむしたろう)にヤプールがテレパシー能力を与え、ガランは久里の描く漫画の通り街を破壊していきます。ですから久里が漫画のガランを消すと、本体のほうも消しゴムで消したように消えてしまいます。

この回は久里虫太郎の美川隊員に対するストーカーぶりのほうが印象深いです。久里に狙われる美川隊員のミニスカート姿も悩ましく、子供たちには忘れがたいストーリーとなっています。しかしガランも鼻部のとがった角や大きい手などの特徴的なデザインと、カエルのような「ガラガラ」という鳴き声(だからガランなのか?)で、印象に残る超獣となっています。

最後はエースのメタリウム光線でとどめをさされてしまいますが、それと同時に久里の屋敷も炎につつまれてしまいます。ガランは久里虫太郎の怨念が生み出した超獣だったとも言えるのではないでしょうか。

やはりガランと言えばその大きな手でしょう。こんな手で襲われたら、相手はビビること必至です。手のひらに小さな爪がありますが、実際には中の役者の手はここに入っていたのではないでしょうか。手の甲にある赤い斑点が、何か得体の知れ無さをあらわしていて不気味。鼻部の角が「ビカビカッ」と光る様はなかなかにカッコイイです。そして、どこを見ているのかわからない大きくうつろな瞳はコワッ!

描いた漫画のとおりに動く怪獣なんて、ある意味子供たちにとって夢のシチュエーションですが、あんなに早く描けないよな〜。


ガラン原型制作日誌はこちら

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